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社員インタビューや採用情報、イベント情報などをお届け。 インフォネットの“夢中な人たち”が、集う理由がここにあります。

2024/12/13 CULTURE

【コーポレートブランディングプロジェクト④】「アイデンティティをかたちづくる」編

こんにちは、人事部の平塚です。

 

当社は現在ブランディングプロジェクトを進めています。これまで「プロジェクトスタート編」、「現状を把握する編」「自社の個性を概念化する編」で、ブランディングプロジェクトを発足するまでの背景や、自社の強みと課題を見つめ直し、アイデンティティを共通言語にするまでの様子を届けしました。全6回を予定しているブランディングプロジェクトシリーズは、ようやく折り返し地点です。長いですね~。。。長いんですが、実際のプロセスをぎゅーーーーっと要約してお届けしているので、ほんとは6回なんかじゃ語れないドラマがこのプロジェクトにはたくさんあります。興味がある人には採用面接や、ご縁があればご入社後にでも、ゆっくりお伝えしていけたらと思いますので、現在募集中の採用情報をご覧いただき、ポチっとエントリーを押しましょう!

 

さて、今回は「アイデンティティをかたちづくる」編として、これまでのプロセスでわかってきた「インフォネット“らしさ”=ブランドパーソナリティ」を、ロゴやカラーなどのビジュアル表現で可視化するまでのプロセスについてお話します。

 

⇒過去の記事をまだご覧になっていない方はこちらも覧ください。

【コーポレートブランディングプロジェクト①】プロジェクトスタート編

【コーポレートブランディングプロジェクト②】「現状を把握する」編

【コーポレートブランディングプロジェクト③】「自社の個性を概念化する」編

 

インフォネットのブランドパーソリティ

「インフォネット“らしさ”=ブランドパーソナリティ」とはどんなものなのか。

これについては前回の記事「自社の個性を概念化する編」で詳しくお伝えしましたが、少しおさらいをしたいと思います。

 

ブランドパーソナリティのフレームワークである、ブランドアーキタイプから導き出されたインフォネット“らしい”パーソナリティは「精神的な充足を探求しつつ記憶に残る足跡をつくることを無意識に追い求める人」であり、「賢者」「探検家」「反抗者」「奇術者」「ヒーロー」といった特性があることがわかりました。中でも誠実で勤勉な「賢者」タイプがもっともインフォネットらしさを表現していますが、一方でまじめ一辺倒ではなく、いつも心の奥深くに秘めた野心的なものがあるのもインフォネット。それが「探検家」「反抗者」「奇術者」「ヒーロー」といった一見異なるパーソナリティの色を見せています。

 

賢者
(もっともインフォネットらしいベースのパーソナリティ)
真実・知識・知恵の探求者であり、洞察力に優れ客観的に分析することで、人の行動や選択をより賢明な方向へと導く。自らは生涯学び続けたいと思う一方、世界に変革をもたらすことができる人へ知識や経験を伝授することを望んでいる。
探検家
(こういう一面もある)
日常に飽き足らず、自ら外へ飛び出していく大胆で冒険的な性格。虚無感や閉塞感を嫌い、より充実した人生を求め常にチャレンジしていくことで自身の内面と向き合い、自分を理解していくことを信念としている。
反抗者
(こういう一面もある)
常識や慣習によって人の考え方や行動の自由をはく奪されることを嫌う。反骨心や闘争心は変革を起こす主要な原動力であり、確固たる信念や正義感のもと、ルールに縛られず、その機知を活かして世界をより良い方向に変える。
奇術者
(こういう一面もある)
これまでなかったようなアイディアや新技術で、不可能と思われることを可能にし社会や人々に変革を促す。創造力は未来をより良く変える原動力と信じ、貪欲な知識欲求を持ちながら新しいビジョンを共有する。
ヒーロー
(こういう一面もある)
誠実で力強く、勇気と使命感を持って課題に立ち向かっていく姿勢を持っている。卓越したスキルによって困難に直面しながらも果敢に立ち向かうことで、他者や社会において存在意義を誇示したいと考えている。

 

これを当社なりに解釈すると、つまりこんな人格像が、「インフォネット“らしさ”」です。

 

・集団に溶け込み他人を喜ばせたい、利己的な欲求がある一方で、人に合わせるのではなく自立している

・賢く理知的であり、自らの知的探求心を活かし顧客や社会の期待を超えることに喜びに感じる

・賢いけどガリ勉じゃなく友人はたくさんいる。

・暑苦しいヒーローではなくおちゃらけたサブキャラでもない。

・戦隊ヒーローだったらレッドではなくブルー。

・スラムダンクでいうと桜木でも流川でもなく藤真。

 

前回の記事でも同じことを同じことをお伝えしたので、それを見た社員が「なんかわかる!」と言っていました。(特に戦隊ヒーローやスラムダンクのくだりが、うんうん、だそうです。)会社の中からインフォネットを見ている人にとっては、このパーソナリティは、「なんかわかる」んです。

 

この、社員なら「なんかわかる」状態から、すべての人が「よくわかる」状態にするため、これから時間をかけてブランドイメージを定着させていく必要があります。私たちの考えていることを長々と時間をかけてすべての人に伝えて、その場で100%理解していただくことはできません。だからまずは、ビジュアル・アイデンティティ(企業やブランドの価値やコンセプトを目に見える形にし、視覚を通してブランドメッセージを伝えるあらゆるデザイン要素)を定め、ロゴマークや、Webサイト、名刺など、すべてのタッチポイントでインフォネットっぽさを感じ取っていただくために、デザインのトーン&マナーを統一化していくことを始めました。

 

コーポレートロゴリニューアル

まずはじめに着手したのが、コーポレートロゴと、コーポレートカラーのリニューアルです。

インフォネットはこのブランディングプロジェクトを通して、コーポレートロゴを2024年10月1日にリニューアルしました。

 

 

これまで使用していた旧ロゴも、誠実さを感じさせるブルーとはっきりとした崩さない書体が、インフォネットのまじめさ、勤勉さをよく表現していたと思います。ただ一方で、「まじめ一辺倒ではなく、いつも心の奥深くに秘めた野心的なものがある」もうひとつの姿を、うまく表現しきれていませんでした。そこで私たちは、創業から20年余り、当社の顔として、インフォネットらしさをいろんな場面で表現してくれたロゴから、初めて新しいロゴに衣替えをしたのです。

 

 

リニューアルしたロゴは、 「i」の点の部分がエクスクラメーション・マークのような雫状に変化し、INFONETの中を一筆書きのように通り抜けながら、「T」から出て行く姿を表現しています。当社のパーパスである「Chain the Value,Change the Value  価値をつくり、その価値は、社会全体へ連鎖する。」を体現するべく、変化と連続性を感じさせるロゴとしてデザインしました。

 

カラーはこれまでのブルーから、知性や誠実さを表す深く濃いネイビーへリニューアルしました。長年培ったノウハウや実績をもとに、顧客に寄り添い共にビジネスの発展を願う、当社の姿勢を深い濃紺色に込めています。当初はもう少し明るいブルーの案も出ていたのですが、「もっともっと、もっと深い、限りなく黒に近い濃紺にしよう。」と強く主張したのは、社長でした。果てしなく深く広がる宇宙のような、黒とも青ともつかない濃紺カラーが、「真実の探求者でありどんな可能性をも秘めている」、そんなパーソナリティを表現するカラーである、という意図があったと思います。そこにはなんだか強い覚悟が込められている気がして、私はとても気に入っています!

 

新たな顔となるロゴマークは、最後は全社員の総意で決めたかった

実はこのロゴデザインに決定するまでに採用しなかったいくつかの案があり、どれも当社が表現したいことを秀逸に表現した、とても素敵なロゴだったのですが、ブランディングプロジェクトをスタートした当初から、「コーポレートロゴは全社員の総意で決めたい」というこだわりがあったので、ブランディングプロジェクトメンバーで3案に絞り込んだ状態で、最後は社員投票により決定することにしたのです。

 

社員投票に持ち込んだのは、こちらの3案です。

 

 

OPTION Aが、最終的に採用したロゴマークです。

OPTION Bは、連続性を想起させるダイナミックで象徴的な“E”をコミュニケーションアイコンとして、Webコミュニケーションをベースに価値の連鎖を生み出す様子を表現しています。

OPTION Cは、積み木のような連続性をつくり続けることのできる形状の集積がつながっていくことで、連鎖、鎖(Chain)といったパーパスのイメージを表現している案です。

 

投票は全社員に対してWeb投票で行われ、最も票の多かった案を当社の新コーポレートロゴとすることにしました。投票した社員にとっては、インフォネットがこれから表現していくビジョンについて、ひとりひとり向き合い考える機会になったのではないかと思います。

 

2024年7月に実施されたALL HANDSの場で、エバンジェリストチームからリニューアルしたパーパス/ミッション/ビジョンやブランドパーソナリティ、それぞれのロゴ案についての考え方などをプレゼンテーションしてもらい、ロゴの投票結果を発表しました。

 

エバンジェリストチームのプレゼンテーションの様子です。

人事部の瀧(右上)と水越(左下)もエバンジェリストチームとして、社内外の関係者に対する理念浸透の推進に尽力しています!

 

エバンジェリストチームとは?

【コーポレートブランディングプロジェクト①】プロジェクトスタート編で、プロジェクトメンバーの構成と役割についてお話しています。

【コーポレートブランディングプロジェクト①】プロジェクトスタート編

 

もともと票は割れると予想していたので、決選投票も視野に入れていたのですが、ふたを開けてみるとOPTION Aの得票率が過半数を超え、圧倒的な差で決定となりました!この結果は予想していなかったのでびっくりです。

 

 

多くの社員から指示されて、インフォネットのロゴマークは2024年10月1日からこちらのロゴマークにリニューアルしました。ロゴマークに込められた意味のように、私たちの手で情報を価値あるカタチに変化させ、その価値を社会全体へ連鎖させていく会社であるために、これからも社員一同、頑張っていきます!

 

 

さいごに

今回は、インフォネット「らしさ」を表現するビジュアル・アイデンティティの基本である、コーポレートロゴとコーポレートカラーについてお話しました。これらをもとに、今後は皆さんとのタッチポイントとなるさまざまなツールのデザインを進めていきます。

 

次回は「“らしさ”を仕込む」編で、名刺や封筒などのブランドコラテラルの制作についてお話します。お楽しみに!

 

 

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【コーポレートブランディングプロジェクト①】プロジェクトスタート編

【コーポレートブランディングプロジェクト②】「現状を把握する」編

【コーポレートブランディングプロジェクト③】「自社の個性を概念化する」編

平塚 友香

CHRO /人事部 Generai Manager/経営企画室/広報室

新潟県出身、お米とお酒と温泉大好き一児の母。 美大を卒業後広告会社にてプランナーやAEとして勤務したのち、紆余曲折経て人事の仕事に巡り合い、 縁あってインフォネットに入社。趣味は無計画街歩き。面白い街ぶらスポット教えてください。

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