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社員インタビューや採用情報、イベント情報などをお届け。 インフォネットの“夢中な人たち”が、集う理由がここにあります。

2024/09/02 PEOPLE

管理職を務める女性社員にインタビュー!

みなさんこんにちは!人事部の水越です。

今回は管理職を務める女性社員にインタビューを行いました!

当社では社員のさまざまなライフスタイルに寄り添い、インフォネットといった場所で活躍してもらえるように、風土や環境づくりに取り組んでいます。今回は「女性活躍」にフォーカスしましたが、女性に限らず、社員一人ひとりのさまざまな個性を尊重し、活躍できるように環境を整えていくことを目指します。

 


 

 

中村彩

(画面から見て左)

入社21年目 カスタマーエクスペリエンス部クリエイティブユニット・事業推進部事業推進ユニット・広報室

2003年:インフォネット入社

当時は第一子が4歳、フリーランスでWebデザイナーをはじめたばかり。とある地元のWebサイトコンペの場で創業社長と出会い、協業を経て入社。

2007年:主任(Chief)就任

2009年:産休・育休に入る(第二子出産)

仕事が楽しすぎて、生まれる直前まで働いてました。

2011年:復帰(第二子1歳2か月の時)

ここから13年間の長きにわたり、17時までの時短勤務をさせていただきました。

2022年:ProjectManagementDivisionデザインユニット マネージャー着任

役職資格試験という制度がはじまったので、2021年末に試験を受けました。

2023年:事業推進部事業推進ユニット着任

自社プロダクトのUIUXをはじめとするデザイン統括を行っています。

2024年:時短から18時勤務へ変更

2024年:広報室着任

 

平塚友香

(画面から見て右)

入社7年目 人事部・経営企画室・広報室

2017年:インフォネットに中途入社

採用、教育などの人事領域全般とIPOに向けた労務領域の整備を担当

2018年:Managerに昇格

2021年:Sub Chief Managerに昇格

2021年:General Managerに昇格

前職では大学法人の附属研究機関で人事の仕事をしていました。研究者や教員の研究環境を下支えするとてもやりがいのある仕事ではありましたが、非営利の組織でルーチン的な仕事が多く、キャリア形成に限界を感じたためインフォネットに中途入社しました。入社当時本社管理部門の人員がほぼゼロの状態でしたが、IPOを見据えて管理体制を強化する必要があり、管理部門の立ち上げや規程・制度などの整備を当時の管理部長と二人三脚で進めていきました。管理部門の体制を構築し、徐々に人員を増やしていく中で、Managerに昇格し、現在はGeneral Managerとして人事部のマネジメントを行うほか、経営企画室、広報室を兼任し、IRや広報、コーポレートブランディングなどに取り組んでいます。

 


 

さまざまなライフイベントを経て今に至るかと思いますが、辛い時期など、どのようにして乗り越えてきましたか?

平塚

私は現在小学校6年生のこどもを持つシングルマザーですが、インフォネットに入社した当初はまだこどもが5歳の時でした。転職活動中はこどもが小さいことに難色を示されたり、家事育児との両立ができるかどうかを面接で質問されることも多かったのですが、そんな中出会ったインフォネットの面接では、「何が活かせるのか、何を成し遂げたいのか」という質問を重点的にされ、ビジネスパートナーとしての「個」に関心を持ってくれている印象がとてもありました。後から聞いた話ですが、当時面接をしてくださった上司から「抱えているものが多い人ほどマルチタスクで効率的に成果を出す方法を知っているはずだから、むしろ強みだと思った」と言われ、この境遇をハンディキャップではなく強みととらえ、その期待に応えようという前向きな気持ちになれました。

 

中村

20年以上子育てをしていますが、こどもが小さいときはもちろん大きくなってからもその時期特有の辛さ、難しさは果てしなく続くものだと感じます。そんなときいつも助けになってきたのは、想いを共有できる同僚の存在だと感じています。単なるママ友ではなく、同じ環境で仕事に全力を尽くしつつ子育てしている戦友だからこそわかりあえる想いはあると思います。たとえば、自分はこどもと充分にむきあえているのか?フルタイムで仕事を続けたいと思うのはただの自分のわがままなのか?といったたまに猛烈に襲ってくる罪悪感。子育てにまつわるトラブルで仕事で思ったようなパフォーマンスが出せないときの悔しさや不甲斐なさ。マミートラックにはまって抜け出せないときの虚しさ。そんな複雑でセンシティブな気持ちをリアルに共有できる仕事仲間がいることに、精神的にとても救われました。お互い子育て中で思うように出歩くこともできない中、仕事の合間のちょっとした雑談で、かなりメンタル面で救われていると感じています。

 

子育てと仕事の両立方法は?

平塚

仕事は些細なことでも、小さな「あとでやろう」が積み重なるとあっという間に時間を圧迫してしまうので、すぐやる精神を心がけています。また、ゴールまでの道のりや時間がわからないまま進めると、回り道をして余計に時間がかかるということがあるので、仕事が発生したときに、完了までのマイルストーンをイメージしてから進めるようにしています。 家事は自分が許せる限界までいかに手を抜くか考えることがもはやライフワークのようになっています(笑)平日は家事はできないものと割り切り、休日に5日分のおかずをまとめて作り置きして冷凍しています。仕事が立て込んで帰りが遅くなってしまった日でも、こどもはおなかを空かせて待たなくても良いし、毎日献立を考えて料理をする必要がなくなり精神的にとてもらくちんになりました。掃除洗濯は休日にまとめて、お手伝いをしてもらいながら親子で一緒にすることが、大事なコミュニケーションにもなっています。 リモートワーク制度が導入されてからは、早朝のPTAの見守り活動に参加しやすくなったり、こどもが体調が悪いときなどに在宅できるようになりました。私は仕事においてはリアルコミュニケーションも大切と思っているので基本は出社しますが、何かあった時に在宅勤務という選択肢があると、どちらかをセーブすることなく仕事と子育てが両立できるのでとても助かっています。

 

中村

とにかく自分が働きやすい環境をつくることで、仕事と子育てとを両立してきました。 私は子育て社員一期生だったので、何かライフイベントがあるごとに会社と相談し、手探りでルールや制度を作っていただきました。時短制度をゼロから用意してもらったり、こどもが成長して状況が変わる度に制度の細部を少しづつ調整してもらったり。会社側の負担は大きかったと思うのですが、積極的に困りごとを解消して社員が少しでも働きやすくしようとしてくれる姿勢に当時とても救われました。

また、自分自身の仕事を取り組みやすくするため、職場の雰囲気作りにも力を入れました。何をどうやったってこどもは急に熱を出すし、イベントごとはもりだくさん。お休みする度に嫌な顔をされる職場では働けないと思ったので「子育てに理解のある職場環境」は私にとって必須でした。そこで、自分のプライベートを積極的にオープンに雑談に交えることで「子育てや家庭の話を職場でしてもおかしくない」雰囲気を醸成し、日々の会話の中でお互いの状況を理解しあえる土壌を作りました。結果、日常的にコミュニケーションがとれていることで突発事態もメンバー間でお互い余裕をもって受け止めることができ、子育てと仕事の両立の心理的なハードルはとても下がりました。 子育てに限らず、ワークライフバランスのライフの部分は誰でも持っています。子育て、介護、趣味の活動など、誰でも自分の大切なライフを重視しながらも充分に働けること、ライフを重視することに罪悪感を持たなくてもよいことが、私自身が長くワークとライフを両立できた結果につながったと感じています。

 

今後は何を目指してキャリアを重ねていきますか? 挑戦したいことなど。

平塚

私が従事している人事部、経営企画室、広報室は、それぞれ役割は異なるものの、組織の理念や中長期的な経営方針を社内外の方にわかりやすく伝え、共感してもらうための仕事であるという共通点があります。インフォネットの魅力を多くの方に知っていただき、仲間になってもらえるようなさまざまな活動にチャレンジしていきたいと思っています。

 

中村

デザイナーをまとめるマネージャーとしては、チームの力を最大化してお客様に継続的に最良のデザインをご提供することを自分のミッションとしています。一人ひとりのデザイナーの魅力をひきだし成長を促す、さらにそれらの力を掛け合わせることで何倍、何十倍もの成果をあげていくことは、今の私の目標のひとつです。

個人的には、事業推進部として参画しているプロダクト開発というジャンルに大いにおもしろみとやりがいを感じており、そのために役立つ知識と力をもっと身につけたいと考えています。UI・UX・人間中心設計はもちろん、フロントエンド・バックエンドからAIなど幅広い知識が不可欠で、やるべきことは山積みです。また、かねてから興味のあったブランディングの分野に関わる機会を最近いただいたので、これを機に自分自身の知見もより深めていきたいです。やりたいこと、挑戦したいことが多すぎて今は時間の捻出に四苦八苦しています。

 

インフォネットは女性が活躍できる環境であると思いますか?

平塚

はい、性別の違いでチャンスや評価に差がつくシーンはインフォネットではありません。シンプルに成果とパフォーマンスが評価されるので、言い訳が通用しないというシビアな側面はあるものの、ライフステージに関わらずひたむきに仕事に取り組む人がとても多いので、頑張りたい人にとっては良い環境だと思います。

インフォネットは産育休取得後の復帰率が5年連続100%です。(割合を計算し始めたのが5年前からなのですが、私が知る限りその何年も前から100%を維持してるように思います。)再びインフォネットで働くことを選択し、長く働いてくれる社員が多いのは嬉しいことですし、私の所属する人事部も5人のうち3人が子育てと仕事を両立して頑張っています。

今回は女性管理職についてのテーマでお話しているので、あえて女性が直面しやすい出産や子育てにフォーカスしましたが、実のところ、「女性活躍」という言葉自体が私はあまり好きではありません。。。性別や年齢、国籍などに限らず人にはさまざまな個性があるし、「女性」という特定の性別にフォーカスすること自体が意味のない、すべての人が活躍できる世の中が理想だからです。会社が成長し働く社員が増えれば、社員が経験するライフイベントはますます多様化していくと思います。すべての社員がさまざまなライフイベントを経てもなお、インフォネットをフィールドに活躍してくれるように、人事制度や成長環境を整えていくことを目指しています。

 

中村

インフォネットは性別に関係なく能力で判断してもらえる会社だと言えます。とくに最近はその傾向が顕著で、現在、実際に一緒に働いているメンバーを見ていても仕事上は男女の区別を全く感じません。たまたま、結婚して間もないメンバーやこどもが産まれて育休を取ったメンバーが男女どちらも在籍していますが、どちらの性別であっても同じように家庭のことを優先しつつも仕事でバリバリ活躍していますし、働き方には特に違いがないように見受けられます。

 

最後に、管理職として働くことのやりがいを教えてください。

平塚

管理職としてチームを見ていると、メンバーの得意分野や隠れた強みを発見することができます。管理職はチームや組織の成果にコミットする責任を伴う役割ではありますが、メンバーがそれぞれの強みを発揮してくれることで、自分ひとりでは絶対にできないことも、組織として成果を出せたときにはとてもやりがいを感じます。また、管理職であることで経営層との距離が近く、ディスカッションする機会も多いため、経営課題や中長期戦略をより身近に当事者としてとらえ、会社の成長に貢献したいと感じることができるのも、やりがいに繋がっています。

 

中村

もともと、自分がやりたかった「会社として提供するサービスのクオリティ向上」を実現するためには一定以上の職位が必要だと感じたため、管理職になることを選びました。プレイヤーとして手を動かす時間は減ってしまいましたが、その分チーム全体の生産性と質を向上するための取り組みができるようになったことは満足しています。

自分ひとりで良い物を作ってもひとり分の成果しか出せませんが、10人のチームで取り組めばやりようによっては50人分、100人分の成果を作りあげることができます。メンバー一人ひとりの仕事への楽しさややりがいの醸成、教育・ナレッジの充実、ツールの改善、デザインにまつわるフローと仕組みの変更、他部署との協業によるキャリア幅のアップなど、そのために取り組むべきことは多いです。私ひとりではすべてを達成することは出来ませんが、メンバーそれぞれが得意分野で力を発揮して一つひとつの取り組みを前に進める姿を日々見ることもまた、喜びのひとつです。

もうひとつ、管理職になったことで思わぬよいこともありました。さまざまな職種・職位の方と接する機会が増え、自分自身の知見が増えたことです。それにより会社に対する見方も変わりました。何のために、そしてどこをめざして、みんなで大きな船に乗って進んでいるのか。そして前に進むために誰が、どの場所で、どんなことをして日々頑張っているのか。視野が広がるとやりがいも深まります。今は、この経験で得た視野をいろいろなメンバーとも共有していくことも必要だな、と感じているところです。

 

今回は女性管理職を務める女性社員にインタビューを行いました。冒頭でもお伝えしたとおり、当社は性別や年齢、国籍などに限らず、インフォネットで働く全社員が活躍できる環境づくりを目指しています。

社員の個性を尊重し、さまざまなライフスタイルに寄り添い、働きやすい風土を醸成していけるよう引き続き取り組んでいきます。

水越 真奈美

人事部 人事ユニット

福岡県出身、育ちは東京。 服飾の大学を卒業した後、アパレルブランドのプレス担当(広報)として約4年間勤務。 前職の広報活動を活かし、 ファッションとは全く違ったIT業界、インフォネットに入社。趣味はトレンドのリサーチや洋服を見る事、Netflixで映画・海外ドラマを見る事。

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