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2023/02/24 CULTURE
重要なのは知識のインプットだけじゃない「階層別研修」
こんにちは!人事担当の下田です。
今回は社内制度のひとつである階層別研修をご紹介します。みなさんは、研修という言葉からどんなものをイメージしますか?対面で受ける座学、動画学習のe-ラーニング、実際に業務をやりながら覚えるOFF JT etc。。。さまざまな方法がありますよね。今年度の階層別研修でグループワーク形式の研修を実施したところ、興味深い効果を得られました。この記事では、今年度の階層別研修がどのようなものだったのか、制度の紹介と合わせてご紹介したいと思います!
インフォネットの人材マネジメント基本方針
インフォネットでは、社員の人材育成方針を定めた「人材マネジメント基本方針」というものがあります。
育成については「キャリアステージに応じた育成カリキュラムを平等に提供するとともに、自ら学ぶ意欲に応える機会を与えます」と定めており、各階層のレベルに応じた階層別研修を毎年実施しています。目的によって効果的な学習方法はさまざまありますが、その中でも、自分の頭で考え抜くこと、その上で課題を自分で再設定・アプローチする自主学習のマインドを、インフォネットではとくに大切にしています。
2022年度階層別研修内容について
昨年度は動画学習ツールを活用した各自でインプットのみの研修を行いましたが、今年度はグループワークという形を取りました。これは、階層毎(新人・中堅・役職者)のグループに分かれ、個人での自主学習(インプット)と、グループでのディスカッション(アウトプット)を繰り返し、最終的にグループ内でまとめたものを提出するというものです。グループは5~6人単位で、約1ヶ月の期間をかけて実施しました。
今年度階層別研修 グループワークテーマ
①インフォネットは現在どんな価値を社会にもたらしていると考えるか。
②中長期ビジョンを達成した先にあるインフォネットの姿はどのようなものだと思うか。
③この中長期ビジョンを達成するために、各自が実行すべきと思う行動とは。
今年度、このような研修内容にした背景は主に2つです。
ひとつは会社が過渡期を迎えていることです。当社の歴史はインターネット黎明期から始まり、昨年10月に創業20周年を迎えました。そして現在、中長期ビジョンとして「日本の労働生産性を世界一に」を掲げ、今年1月に新プロダクト「MEGLASS finder」をリリース、この後も主力プロダクト「infoCMS」のリニューアルを控えています。これまでもカイゼンマインドを持って成長してきたインフォネットですが、今その角度が大きく変わり始めています。そこで、インフォネットが社会に提供している価値や会社の未来について、社員一人ひとりが改めて見つめ直す機会として欲しいと考えたためです。
そして、2つ目は部署をまたぐコミュニケーションの促進です。世の中ではリモートワークという働き方がだいぶ浸透してきました。リモートワーク「通勤時間の有効活用」「場所に縛られない」「業務フローのオンライン化」などのメリットがある一方、「ちょっとした雑談をする機会がない」「業務で関わりのないメンバーと顔を合わせる機会がない」などといった、コミュニケーション上の課題も見えてきました。雑談や日々顔を合わせないと、信頼関係構築のきっかけを作りにくくなってしまいます。そこで、この研修では部署が違うメンバーでグループを構成し、あえて日ごろ関りのないメンバーとコミュニケーションを取る形にしました。
※階層別研修は年に1回の開催で、毎年内容を変更しています。
実際の成果物を一部ご紹介
各自の自主学習とグループワークでどのようなものが出来上がったのか、実際の成果物の一部をご紹介します。まだ公開されていない社外秘情報や個人名を除き、できる限りそのままの状態で掲載しています。社員から見た「リアルなインフォネット」や「どんな考えを持った人が働いているのか」を感じていただけることと思います。
①インフォネットは現在どんな価値を社会にもたらしていると考えるか。
②中長期ビジョンを達成した先にあるインフォネットの姿はどのようなものだと思うか
③この中長期ビジョンを達成するために、各自が実行すべきと思う行動とは。
今年度の階層別研修を終えて。。。
今年度の階層別研修を終えて、社内から色んな声をいただきました。
他部署のメンバーとコミュニケーションを取りやすくなった
コミュニケーション面では、「今まで関わりのなかった他部署の人と交流できた」「実際に話してみて、こんな人だったんだと知れて、新鮮だった」と言った声をいただきました。業務上の会話だけではわからなかった、その人の雰囲気だったり、人となりを知ることで、その後のコミュニケーションが取りやすくなったそうです。私自身も今回の研修を通して、職種毎に視点が全然違うことに気付きました。営業はお客様の視点を持っていて、制作側はいいものを作るという視点を持っている。そして、ディレクターは、グループワークの進捗状況や時間内に意見をまとめるという意識を常に持っており、それぞれが自分の視点から意見を出し合って、ひとつの解を導き出す、これこそがインフォネットの強み「ワンストップサービス」なのだなと、実感することができました。
自分と会社の関係や会社のこれからを改めて考えるきっかけに
コミュニケーション以外にも「会社の未来について改めて考えるきっかけになった」「自分も会社に携わっているという実感が湧いた」と言った声もありました。中には、普段の業務に対する見方が変わったというメンバーもいたとか。今、自分の会社が社会にどういった価値を提供しているのか、そしてそこに自分がどう関わっているのかを見つめ直すいいきっかけになったようです。また、今年度の階層別研修では、インプットの方法を指定しませんでした。そのため、どんなインプットをするかを各個人が選択しています。会社が用意した研修動画を視聴するメンバーもいれば、自分で選んだ書籍を読んだり、ネットでリサーチしたり、インプット方法は多種多様でした。私自身も、自分が「こうじゃないかな?」という視点でアプローチできたことで、いろいろなアイディアが浮かんできて、だんだん考えることが楽しくなったのを覚えています。
今回の記事では、階層別研修がどのように行われたか、ご紹介させていただきました。次回は、新卒社員が参加するグループの様子をご紹介します。東京・福井・佐賀と、場所が離れた状況でどうやってワークを進めたのか、リモートワークでのコミュニケーションに注目です!
現在、インフォネットでは2024卒新採用を行っています。
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そんな方はぜひ当社にご応募ください!
ご応募お待ちしております。
下田 裕貴子
人事部 人事ユニット
千葉県出身(チーバくんの鼻あたりです)。最近は「整う」を体感すべく、毎週サウナに通っています。 元々はリフォーム業界や不動産業界で営業をしていましたが、人のキャリアに興味を持ち、人事にキャリアチェンジしました。コロナ以降は「働く」にも様々な形が出てきて、面白いタイミングで人事になれたなぁと感じる今日この頃です。
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